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アフターピルと低用量ピルの違いについて

望まない妊娠を防ぐためには性交時にきちんとした避妊を行うことが肝心となります。
ひとえに避妊方法と言っても様々な方法があるわけですが、きちんと用法を守って使用することで最も高い避妊効果を発揮するのがピルを利用した避妊方法となります。
しかしひとえにピルと言っても大きく分けて2つの種類に分けることができ、それぞれに適した利用シーンが有るため、違いについてよく理解しておくことが大切になります。
私達の生活に最も身近なピルが低用量ピルと呼ばれる種類のピルであり、基本的に決まった時間に毎日服用することで妊娠を防ぐことができます。

低用量ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれており、この2種類のホルモンが脳下垂体に働きかけて排卵を抑制することで妊娠を防ぐ効果が得られるのです。
低用量ピルは正しく服用することでコンドーム以上の避妊効果が得られますし、月経痛の軽減や月経周期を安定させるなどの副効用も得られるので、避妊以外の目的でも幅広く活用されています。

一方で毎日服用するのではなく避妊に失敗してしまい希望しない妊娠を防ぎたいという場合に服用するのがアフターピルと呼ばれる種類のピルになります。
アフターピルは低用量ピルとは違い、1回の服用で高い避妊効果を得ることができます。
避妊失敗後直ちにアフターピルを服用することで卵子に精子が受精するのを強制的に妨げることができるのです。

但しアフターピルは非常に効力が強いピルであるため服用した後には一時的に吐き気を催したり気分が悪くなるなどの副作用が生じるおそれがあるため、日常的に服用するのではなくあくまでも避妊失敗後の緊急手段として利用するにとどめておくことをおすすめします。
希望しない妊娠を防ぐという意味ではどちらのピルも有効な手段でありますが、通常利用する場合には低用量ピルを服用し、緊急時の避妊手段としてアフターピルを服用するということを心に留めておくと良いでしょう。

ピルだけでなく、コンドームの着用も心がけましょう

低用量ピルを日常的に正しい用法で服用していれば高い確率で妊娠を防ぐことができますが、性交時にはピルだけでなくコンドームも併用することが大切になります。
確かにピルを服用すれば希望しない妊娠は防ぐことはできますが、ピルでは性病や性感染症を防ぐことはできず、ピルを服用して生で性交をしていると、パートナーに性病や性感染症をうつしてしまうリスクがあるのです。
性病や性感染症の原因となるウイルスの種類は合計で30種類以上にものぼり、代表的な性病としてはヘルペスや淋病、梅毒などが挙げられます。
これらのウイルスは膣性交で感染してしまうのはもちろん、肛門性交やオーラルセックスでも感染してしまうおそれがあるため、膣性交以外の性交時にも注意を払う必要があります。

なお、ほぼすべての性病・性感染症は性交時にコンドームを利用することで防ぐことができます。
大切なパートナーを傷つけてしまわないためにも、膣性交時やオーラルセックスをする際などはコンドームを使用することを強くおすすめします。
またコンドームを併用して二重の避妊対策を講じておくことでより安心して性交を行うことができます。
ピルは正しく服用すれば非常に高い確率で避妊ができますが、服用を行なってしまったり、誤った方法で服用してしまった場合には妊娠をしてしまう確率が非常に高くなります。

しかしコンドームを併用していればもしも正しくピルを服用できていなかった場合でもコンドームによる避妊効果が得られるので、希望しない妊娠をしてしまうリスクを下げることができます。
避妊を高めるため、そしてパートナーに性病や性感染症をうつしてしまうリスクを下げるためにも、たとえピルを服用していてもコンドームを併用することをおすすめします。